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「ブリューゲル バベルの塔展」に行きました

少し前になりますが、東京都美術館で開催された「ブリューゲル バベルの塔」展に行きました。東京会場終了間際の滑り込み……

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ブリューゲルとは銘打っているものの、展示の前半は同時代の名も知れない作家達の作品のボリュームが多かった印象。絵画・版画だけでなく彫刻もありました。宗教絵画がほとんどだった時代から風景画や市民を描いた絵画が増えていく、その変化の時期ということもあり、前半は特に宗教画が多いです。

中盤は、今回の展示の二番目の目玉でもあるヒエロニムス・ボスの絵画と、彼のフォローワー達の作品。私は今回の展示で初めてボスを知ったのですが、一見普通の絵画の中に謎の生き物や超現実的なものが描かれていて、ちょっとシュールレアリスムっぽくて面白いなと思いました。

ボスの描いたような謎の生き物が展示の中で「ボス風のモンスター」と呼ばれていたんですけど、ボスを知らなかった私はリーフレットに書かれた「ボス風のモンスター」というのを読んで「ザコ風のモンスターもいるのかな?」と思ってしまった……

ボスのフォローワー達の作品の次が、ブリューゲルの版画です。ブリューゲルの作品集とかだと絵画が多いので、版画がたくさん並んでいるのは珍しくて面白いなと思いました。とても細かくて面白い。

で、最後がいよいよ「バベルの塔」なんですが、

 

思ったより小さい……

 

バベルの塔のお話のイメージと、バベルの塔のすごい大きなジグソーパズルを見たことがあるので、その感覚で大きな絵を想像していたんですが意外と小さかった。近くで見たい人は列に並んで、でも目の前で立ち止まることはできなくて流し見する感じになります。でもあまり近くには寄れないので、細かく描かれた人々の姿とかを観察することはできないです。長時間見たい人は、近くで見る人の列の後ろに立って、人の隙間から眺めることができます。こっちはさらに遠くなるので双眼鏡とかあってもいいのかもしれません。実際使っている人もいました。

近くでじっくり見られなくてちょっとがっかりだったのですが、塔の上部の赤い色が使われている部分(光源が当たっている部分)が本当に光っているように見えて、色遣いがとても綺麗だなーと思いました。

細かな部分については動画での説明と、拡大した複製画みたいなもので見られるようになっています。

 

話題の企画展だったせいか全体的に人が多く、特に版画は細かいので細部まで見ようとする人で動線が詰まってしまって、あまり快適に見れなかったのが残念でした。

あと、最近美術館で気になっているのがヘッドフォンで聞くナレーションなんですけど、「ナレーションが流れてるからもう作品は見終わったけどとりあえず作品の前にいる」人が多い気がして、あれはどうなのかなーって思ってます。

私は使ったことがないんですが、いいものなんですかね…?最近は人気の声優さんを起用したりしてて結構どこも力入ってますよね。収益性が高いのかなー たまに音漏れしてる人がいるので気を付けてほしいなって思いました。

 

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今回の企画展のマスコットキャラクター 出口近くの隅のほうにいました。